Edanz Editing の校正レベルの定義

回答

校正者は、投稿誌に適した言語・スタイル・著者の目標到達を第一に心がけ校正にあたります。必要な校正のレベルは、基本的に原稿の英語の質によって決まります。
その上で、基本となる校正レベルは次の二つに分かれます。

コピー・エディティング:
欧州メディカルライター協会(EMWA)による定義: 「正しさ、一貫性と完全性について基本的にチェックする技術的な編集」

このレベルの校正は、原稿は良質で完成度の高いものではありますが、投稿誌への基準に適したレベルにはなっていません。

この校正レベルでは、著者の基本的な言語構造を崩さずに、文法、スペル、句読点および言葉が正しく使用されているかを確認します。また明確に読みやすくするために、文章構成の若干の修正も成されます。特に査読段階では、不十分な英語に邪魔されることなく、読者が著者のメッセージをはっきり理解することが大切です。その為には、投稿前にクオリティの高い修正と校正が必要になります。

 

サブスタンティブ・エディティング:
欧州メディカルライター協会(EMWA)による定義:「意図する読者にメッセージがきちんと伝わるようにするリライティング、および再編成」

完全に“リライティング”になる前の最高レベルの校正を指します。

このレベルの校正は、オリジナルの原稿では明らかに自然な英語・スタイルではなく、理解に苦しむ文章であるため、言語的再構成が至るところで必要になります。(全てでは無いものの、多くの日本人著者のMaterial and Methodsの節は、適切で豊富なテンプレートを使って非常によく書かれています。)

この校正レベルでは、自然な英語スタイルに表現された原稿になるよう著者のオリジナルの言語構造を変更します。コピー・エディティングの段階で成された言語的チェックがここでもう一度行われます。著者が書いた部分で分かり難い点は明確に理解できるように修正されます。著者の意図に不明な箇所がある際は、エディターは著者に変更後もその意図する点が表現されているか確認をしてから変更します。若しくは、二回目の校正にて目的に沿った正しい内容になるよう著者に書き直しを依頼したり、文や節を充分にご説明頂くようお願い致します。投稿誌の規定に沿うようにAbstractなどの節で変更や削減を促す場合があります。更にガイドラインに沿ったリフォーマットが必要な箇所に、エディターが著者へのコメントを添付します。

 

準サブスタンティブ・エディティング:
エダンズ・エディティングの料金体系は、2つの基本校正レベル(コピーまたはサブスタンティブ・エディティング)が基本です。ほとんどの原稿はこの二つのレベルに分けられますが、どちらとも判断しにくい場合が時々発生します。これまで約18000件余りの校正を手がけた中で、通常のコピー・エディティングよりも明らかに校正量は多いが、サブ・スタンティブ・エディティングには及ばないレベルがありました。その為、コピー・エディティング料金をいただいている多くの方々に対し、不公平さが時折見受けられました。顧客の皆様とエディター双方への「透明性と公正さ」がエダンズ・エディティングのポリシーです。そこで、今回新たに「準サブスタンティブ・エディティング」というレベルを設定しました。

これは一回目の校正後、主任エディターが判断します。担当エディターから届いた「校正の際に通常のコピー・エディティングより修正・校正が多かった」等の担当校正者からのコメント、原稿の英語の質と校正量と二つの料金レベルのバランスを公平に判断し、どの料金が適切であるか考慮します。エダンズ・エディティングは、投稿に適した原稿を作るための透明性と公正さを常に心がけています。

 

弊社ホームページにて、料金構成と料金概算をご覧いただけます。